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                『韋駄天凱旋歌』
    
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青森ねぶた一人旅を思い返していた日。
2010年08月18日 (水) | 編集 |
どうも…時雨空です♪(w

長い夏休みをだらだらと過ごしている割に
この間の詳しい旅行記を書いてない事に
コメントで気づきまして…。

今日は青森ねぶた一人旅の事を
つらつらと書きたいと思います。

メガ級の長文なのでめんどくさい方は
途中の動画だけでも見て貰えたら幸いです(w

今日のにゃんこ…。

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今日は旅行記ですにゃ(w
コメント招き猫(w



2010年7月某日。
体調が良かった私は突如ある事を思い立つ。


ねぶた祭りを見に行きたい。


以前からブログ仲間の所で
度々ねぶたの話題が出たからであろうか。
ある時、組み上げられたねぶたの写真を見て
これは生で見たらもっと面白いだろうなぁ…等と
思ってしまったのである。
普段なら行きたくても行けないなぁ…位に考え
そこで思考は止まってしまうのだが
その日の私は何かが違っていた。


気がつくとねぶた祭りの開催される青森市までの
運賃を携帯で調べていた。


片道1万7千円。往復3万4千円。出せない額ではない。
食事は流石にコンビニ位はあるだろうから
そこであんぱんかツナサンドを買って食べたら良いだろう。
流石に野宿は出来ないけど、
カプセルホテルがあればそこに泊まれば良い。
まぁカプセル泊まった事無いんだけどさ…。
何より本州最北端への貧乏旅行と言うのに惹かれた。
(当初は鈍行で14時間旅行まで視野に入れていました…
 どんだけーw)


問題は宿の予約状況だった。
最低予算内で泊まれる宿は
ねぶた祭り効果で片っ端から埋まっていた。
青森の友人に聞いてみると
今の時期、このタイミングで
青森に宿を探すのは無謀であるとの答えであった。
これでは行ったきりでバックパックを抱えたまま
野宿と言う事になってしまう。
これは私が良くても両親が心配してしまうであろう。
青森に泊まるのは不可能であった。


盛り上がった私のねぶた熱は一旦収束してしまった…
…かに見えた。


ここで諦めないのが粘着気質の私の本領である。
青森に泊まれないなら近場で宿を探せば良いじゃん…と言う
何とも灯台下暗しな発想に行き着く。


考えてみれば今回の旅の時点で
新幹線は直通で青森市まで行く訳ではなかった。
私の住む埼玉県の中の大宮駅から新幹線は出て
八戸駅で止まる。
そこから急行に乗り換え1時間程かけて
ねぶたの開催地、青森市まで行く訳である。


どちらにしろ八戸で一旦止まらなければならない。
止まらなければ…。
トマラナケレバ…。


これだ!!


慌てて八戸、ホテルで検索をかけてみる。
奇跡的に空きがある…と言うか
青森市の絶望的な繁盛ぶりに比べ
こちらは至って普通の込み具合である。
しかもビジネスホテル。(東○インです。)
4,830円でシャワーにクーラー完備。
ネット環境まで整っている。
これしかない…と思う。
空いていたのが
一番安いプランの禁煙室…と言うのも
まるで私の為に御膳立てされたかの様な話だった。
ネットでポンポンパッと予約。
あれ…泊まる場所決まっちゃった…。
後は仕事の休み交渉を父とするだけである。


父に仕事の休みと
ついでに今回の旅の予算を用立てて貰えないか
交渉してみる。
図々しい話ではあるのだが
交渉の際はこの“ついで”の部分が
結構重要だったりする。
予算に関しては交通費を聞いただけで駄目と言われた。
予想通りである。
ならせめて休みだけでも…と言うと
父は二つ返事でOKしてくれた。
しめしめ。
普段の散在のせいでお財布事情的には厳しかったが
こう言う事はプライスレスだから…等と
自分を納得させる。


正直に言うと私は今回の私自身の興味とこの行動力に
自分でも驚いていた。
お金の事よりも、今のこの心の揺れを
大事にしたい思いがあった。
動けない時は一日中無為に寝込む様な人間が
ここまで行きたいと思うその気持ちを
大事にしてやりたかったのである。
天秤は旅に出ると言う方へ傾いた。


母は何かと心配性なので
決定事項をさらりと伝えるのが良い。
青森にねぶたを見に行って来る…と言うと
母はただただ心配だと繰り返していた。
でもホテルはビジネスだよ…と言うと
一応は安心してくれたようだ。
かつあげや強盗は大げさにしても
スリ位はあるかも知れないと言うと
母は海外旅行用の腰に巻く
隠しポケットを貸してくれた。
まぁ準備に越した事は無い。


こうしてあれよあれよと旅に出る事になる。
果たして何が起こるのか…。
うずうずしつつ眠りに就く
29歳、夏の出来事であった。


因みにホテルを取ったのが7月30日…
ねぶたは8月2日から始まる。
ねぶた開催日の三日前に
私埼玉でこんな事してました(w


その後、新幹線の指定席を慌てて予約したのは
ここだけの秘密である。
行きはグリーンしか無く
帰りは指定席で帰ってくるプランになった。


さて、
行くとなったら今度は準備が必要である。
何かと心配性で、尚且つ退屈が大嫌いと言う性分の為
一泊旅行でも鞄はずっしり重くなる。
その辺りの計画が出来ないのである。
私の荷物でおかしいのは
実用品より退屈しのぎの物が多いという点である。
今回の旅行でも、もって行く本が絞れず
結局文庫では無い大判ハードカバーの本を4冊と
女子カメラと言う雑誌を一冊鞄につめた。


荷物はこれだけではない。
携帯ゲーム機のPSPを一台と
映画が何本か入ったメモリースティックを
2~3枚。あとその充電器と、
電源のエネループを8本準備する。


そして忘れちゃいけないiPod。
これは意味無く2台。(一台は予備。)
そしてその充電器とエネループ式バッテリーパックを
一つ準備する。エネループ8本はこちらでも使う。
音楽が無かったらこの旅は成功しなかったと思う。


もう一つ、旅の記録に欠かせない私の相棒カメラ、
オリンパスペンのPEN君と
PEN liteのHOPE君をそれぞれ一台ずつ。
バッテリーはそうそう無くならないので
これに関しては充電器は持って行かなかった。
代わりにバッテリーパックを一個と
4GBのSDカードを3枚用意した。


お守りとして、それぞれ別の友人から貰った
ねぶたの鈴としおり、あとお地蔵さんのタオルを
鞄に詰める。同行二人の精神である。


これに着替えのTシャツ2枚とパンツと靴下
歯磨きと洗顔フォームと石鹸、
あとタオルを何枚かで既にリュックサックは
ずっしりと重くなっていた。
本当はこれにソニーの小さいネットブックを縛り付けて
行こうかとも思ったが、体力の問題から断念した。


交通機関がストップし
万が一青森での滞在を余儀なくされても
何とかなる様に綿密に考えられた装備である。
…ちょっと…そこ、笑わない(w


そして待ちに待った4日…快晴。
仕事をまんまと休んだ私は
重いリュックを背に一路駅へと向かったのである。


恐らく、私の人生において
まともな一人旅は初の試みだったので
わくわくが八割、不安が二割の不思議な心持だった。
足取りは着実に…一歩一歩を踏みしめる感覚で
駅までの道を歩いていたのをよく覚えている。
一人って人に合わせなくて良いから楽なんだな…と
そんな当たり前の事を悟った気がした。


最初の時点で青森までの切符を買えば良かったのだが
そのシステム的な事が実は良く判っておらず
とりあえず新幹線の出る大宮まで駒を進める。


大宮到着。
いざ、新幹線乗り場へ。


新幹線乗り場到着。
切符の買い方が判らず
適当に買って改札に居るコンシェルジュの人に聞いてみる。
簡単に言えば案内員の人である。
案内員の人は実に懇切丁寧に教えてくれた。
どうやら青森の特急券まで買ってしまえば
料金が安くなるらしい。
言われるがまま買う。
頭を下げお礼を言う。
ありがとう位はちゃんと言わないとね。


新幹線、はやてのグリーン車を待つ。
考えてみればグリーン車も初である。
思えばそこらの子供よりも
テンションが上がっていた様な気がする。
そして…。

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はやてキター!!
慌ててシャッターを切る。
わくわくしながら乗り込む。
乗務員のお姉さんに頭を下げたら
きょとんとしていた。
うん…ずれてない…私…。


グリーン車はかなり快適であった。
飲み物が一杯無料で配られていた。
これぞ旅…これぞ異世界…
温かいお茶を一杯貰う。
味はいまいちだった。
一応、狭山茶所に住んでいるので
お茶の味にはうるさいのである。
席は窓側では無かったのだが
音楽を聴きながら乗る新幹線の旅は
至福の時間であった。


途中どうしてもお腹が空いて
乗務員のお姉さんにお弁当は無いか聞いたら
一つだけ余っていた。
もしかして乗務員の人のお弁当だったのかなぁ…。
あんまり考えるのはよそう…。
奇しくも八戸いいとこ取り弁当…。

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何気に煮た帆立が一番美味しかった。まさにいいとこ取り。
一気に食べたので中身を写真に収めるのを忘れた…
失敗した…。

そして3時間後…。
八戸到着!!

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P8043326_convert_20100817233508.jpg

人魚さんが居た。
何かいわれがあるのだろうか…。

チェックインの4時まで時間があったので
駅前をちょっと散策してみる。
恐ろしい程何も無い。思わずにやけてしまう。
仕方が無いのでCCレモンを物産店で買うも
時間がまったく潰せない。途方に暮れていたら
視界の反対側にドトールコーヒーがあった。
日差しから逃げ込む様に入る。
実はドトールも初…
どんだけー!!(w


ドトールで抹茶ラテとよもぎあんぱんを買い
一休みする。

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ふっ…ちょろいな…一人コーヒーショップ…等と
調子に乗って周りを見たら
一人で来ているのは自分位な物だった。
ちょっと寂しかった。
でも寂しささえも心地良かった。


4時。
ホテルにチェックイン!!
初ビジネスホテルである。
泊まった部屋がこちら…。

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安い割になかなか良い部屋でそ?(w

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田中長徳さんも良くやる自分撮り…
やばい…丸顔がばれる…。

P8040151_convert_20100817234641.jpg

PEN君と持って行った本の中の一冊、
田中長徳PENの本2…凄く面白い良書です。
PEN君…君と旅する夢が叶っちゃったね。


ベッドで一休みしつつ、ねぶた祭りに持って行く荷物と
そうでない物を分ける。
青森までの急行が発車するのが5時過ぎだったので
1時間程休憩しつつ
それまで部屋中の機能をチェックしていた。
部屋のライトがつかないので
何じゃこりゃ…と思っていたら。
キーに付いている棒を
入り口の穴に差し込むと
一気に部屋の主電源が入る仕組みになっていた。
気付くのに15分近くかかった。
うん…私天然じゃない…。
それにしても消し忘れの無い便利な機能である。


5時。
Tシャツだけ着替えて一路青森へ向け出発する。
実は今回、ブログ友達と青森駅で
落ち合う算段になっていたので
ちょっとわくわくしていた。


時間を見誤り、駅の階段を上る時点で5時5分。
既に急行列車が到着したと言うアナウンスがかかって居て
まずいなぁ…と思いつつ早足で改札へ向かう。


改札で駅員さんに
『特急はこの改札で良いんですかぁ?』等とのんびり言ったら
駅員さんは一言…


『こりゃぁはよせねば!!はよ!はよ!』


独特のなまりを聞く事が出来て嬉しかった。
駅員さんの言葉に尻を叩かれながらも
ぎりぎりで急行電車に乗る事が出来た。


電車内。
急行電車の自由席は行けども行けども満席で
とても座れる状態では無かった。
仕方無しに連結部のドア付近に陣を張り
立ったままぼーっと流れる車窓を見ていた。
1時間立ったままで乗っているのはしんどかったが
都内の電車移動ではよくある話なので
特に辛い事は無かった。
トイレの前だったのでちょっと怪しまれちゃったけど…。


1時間後…。
青森到着!!

P8043337_convert_20100817234007.jpg

やっとここまで来たー!!と
疲れながらもテンションが上がる。
だが、県内の人と思われる女性が
ちょっと不思議な事を言っていた。


『うわぁ~…すっごい人…何この混雑…』


え…この位の人混みって普通じゃない?
いやいや…これで混雑って言ったら
ラッシュ時の池袋駅とか見たら腰抜かしますって…。
だが恐らくその位、普段は人が
あまり居ない所なんだろうな…とか思う。
軽いカルチャーショックだった。
旅のこう言う経験もなかなか楽しい。


和伽さんと駅で落ち合う。
私の歌集を掲げて待っていてくれたのですぐに判った。
おろおろしながら改札を通り抜け
和伽さんに後ろから近づき肩をちょんちょんとする。
和伽さんは驚いていたがすぐに私だと判ってくれた様だった。
えぐさんにもメールをして誘ってみたが
今回は居る場所が遠いので無理と言う事になった。
残念…。


和伽さんにねぶた会場である通りまで案内して貰う。
道すがら色々と話す。
自分の事…病気の事…埼玉と青森の気候の事…
あれこれ話す。
単純に話しやすい人だと感じた。
流石現役のカウンセラーさんである。
無口な私からも話を引き出すのが
上手いなぁ…等と思った。


ねぶたを間近で見れる場所まで
和伽さんは連れて来てくれた。
1時間程だったら付き添いで居てくれると言うので
それからしばらく一緒にねぶた祭りが始まるのを見ていた。
人が飛び出さない様居る地元警察の方が
やはり独特のなまりがあった。
あれが津軽弁ですよ…と和伽さんは教えてくれた。


徐々に辺りは暗くなり、
じきに太鼓とお囃子が始まり
お祭りムードが一気に高まる。
祭囃子と共にねぶたに明かりが灯り
その内ゆっくりと動き出した。
ねぶた祭り始動である。


最初の方は和伽さんとも二言三言交わしていたのだが
徐々にねぶた自体に見入ってしまい
すっかりお祭りの雰囲気に呑まれてしまっていた。
何より印象に残ったのが跳人の人達の笑顔である。


解説のおじさんが、跳人の中には
女みたいな男や、男みたいな女が居るかもしれないけど
そう言うのもみんなまぜこぜになって
皆で跳ねるのがねぶた祭りなんだ…と聞き
実に興味深い話だと受け止めた。
こう言うボーダーレスの考え方が
根底にあるお祭りと言うのは
平和にも繋がる良い話だと思った。
こう言うのが北国の大らかさなのかな…。


お祭りの様子…。



前にも紹介した動画だが再度アップしてみた。
お祭りの雰囲気が少しでも伝われば幸いである。


こちらは写真を簡単に纏めた動画である。



さて、和伽さんと途中で別れ、
それからどの位見ていたのか定かではないが
すっかり足が疲れてしまい、腹が減り、喉もからからに渇き
にっちもさっちもいかなくなってしまったので
とりあえず最後まで見ることを諦め
来た道を引き返す事にする。
考えてみればお昼に小さなお弁当と
4時頃にあんぱんを食べたきり
ちゃんとした食事を取っていなかったのだ。
水分も八戸電車に乗ってからずっと取っていなかったので
かなり喉はからからだった。
足が立たなくなる訳だわ…。


人混みから抜け出そうとすると、何処かのお婆さんが
やっと人が空いたよ…とぶつくさ言っていた。
立ち見だった私はちょっと邪魔だったらしい。
何かすいません…。
スリにも遭わなかったので
普通にご飯を食べる位は残っていた。
さて…どうするか…と考え
前にえぐさんが教えてくれた焼き鳥屋さんの話を
思い出す。
名前は…囲炉裏じゃない…炉端じゃない…なんだっけ…
井戸端だったかな…とうろ覚えながら思い出し
取り出だしたるは私の美人秘書…携帯電話…。
ナビウォークと言うハンディーGPS機能で
井戸端を検索してみる。
見事見つかる。やってみるもんだ。
それにしても一人眉間に皺を寄せ
路上で携帯をいじくる私は相当怪しかったかもしれない。
歩いて100mも無い場所だったので
少し拍子抜けしてしまった。


井戸端到着…。
さて…私の不得意分野、一人飯タイムの始まりである。


まず入り口から顔を出しおろおろと店内を見回す。
店員さんは気付かない。ちっちゃい声で
『ぁのぉ…すぃません…』等と言う。
なかなか気付いて貰えなかったのでちょっと大きな声で
『あのぉ…空いてますか?』と聞く。
ようやく気付いてくれた店主…何名様ですか?と聞く。
一名です…と言うと、小さなカウンター席に通される。
隣の人との距離が近かったがその辺りは我慢する。
お通しはマカロニサラダだった。


気さくなお兄さんが、何に致しましょう?と聞く
最近お酒は控えていたが今日位良いだろうと
ビールを大ジョッキで頼む。
何が美味しいのか判らなかったので
とりあえずお任せで6本と言う奴にした。
ビールはすぐに来た。


マカロニサラダとPEN君と今日の自分に乾杯。
嫌な事も特に無く過ごせた今日がありがたかった。
ごくごくと勝利の美酒を飲み干せば
日頃の憂さがしゅわしゅわと炭酸に溶けて行く様だった。
ビールって美味しいな…と改めて思う。
飲んでいる内にカウンター席の狭さにも慣れる…と言うか
どうでも良くなる。
焼き鳥が来る。
正肉以外は特に何かが書いている訳ではないので
どこがどこの部位かさっぱり判らない。
一通り食べる。美味い。
何て言う部分か判らないけど美味い。
ビールを大ジョッキでおかわりする。
焼き鳥を何本か追加注文…。
確か正肉と鳥皮とつくねだったと思う。
ふわふわといい旅夢気分状態になって来たので
もう一杯…と思ったが
如何せん介抱してくれる人もおらず
終電までに八戸まで帰らなければならなかったので
仕方無しに諦める。
とんとんと足を踏み鳴らしてみる。
大丈夫…まだ歩ける。
まぁジョッキ2杯でつぶれる様な体質でも無いのだが…。

前の人がおあいそ…と言っていたので
確かそれって失礼じゃなかったかな…と思いつつ
お勘定お願いします。と言ってお金を払う。
でもこれで良かったのか…。
私の一人飲みにしてはリーズナブルな値段だった。
ご馳走様でした…と言って店を後にする。


青森駅までとぼとぼ帰る。
ねぶた祭り楽しかったなぁ…等と一人思う。
酔っ払って何気に帰り方が微妙だったので
駅員さんに八戸までの電車の買い方を聞く。
私が逆の函館行きの方を見て話をしていたら
駅員さんは津軽なまりでそっちじゃねぇってばと
笑っていた。
困った酔っ払いだと思われたかも知れない。
ありがとう…駅員さん…駅員さんが居なかったら私
本州ぶっちぎって函館まで行く所だったよ…。


指定席で八戸まで行く。
帰りの電車も立ち乗りかと思いきや
運良く窓際の席が空いていた。
真っ暗な車窓を眺め一人物思いにふける。
隣のおじさんが缶チューハイと乾き物で一杯やっていた。
徐々に今夜の宿が近づいてくる。
八戸駅にそびえる一際高い建物が今夜泊まるビジネスホテルだ。
心は穏やかだった。
ある種の満足感もあったのだと思う。


八戸到着。
やりきった感に包まれながらもコンビニへ行く。
パピコのホワイトサワー味と
ねばねば物を集めたねばねばとろろそばを買う。
十分お腹が満たされていなかったらしい。
当初は冷やしうどん的な物を所望していたのだが
売っていなかった。


ホテルの部屋に戻り、ねばねばとろろそばを食べる。
なかなか美味しかった。
これが八戸の名産か…と一人納得し
パッケージを見たらそんな事は何処にも書いていなかった。
うん…私、天然じゃない。


シャワーを浴びアイスを食べクーラーで涼む。
かなり快適であった。
寝るには微妙な時間だったので
洗濯をしにロビーまで下りてくる。
Tシャツ2枚とパンツだけだったので
大して時間はかからない物と高をくくっていたのだが
結局40分程掛かってしまった。
眠くてしょうがなかったので
ペットボトルのお茶を買い
ロビーのパソコンでネットを見て時間を潰していた。
乾燥機もまた30分単位で時間が掛かりそうだったので
とりあえず脱水された物を袋に詰め部屋に持ち帰る。


部屋に戻って来て…。
ひとまず洗濯物をハンガーに吊るし
クーラーをドライにして寝る準備をする。
今日は疲れた…。気分が高揚していたので
睡眠薬等、眠る薬を飲み
音楽を聴きながら眠る。
途中何度も物音で目が覚めたが
まぁ一人旅の一日目はこんなもんだろうと思い
とりあえず体を休める。


朝は6時頃目が覚める。
寝足りない感じではあったが
普通に起きられた。
とりあえず起きてロビーへ行く。


ロビーでは朝御飯が小規模なバイキング形式で
提供されていた。
そう…ここのビジネスホテル…
朝御飯は無料なのである。
これって当たり前なの?それでもすげー(汗


混ぜ込みおむすびさんを2つと
ちょっとしたおかずを二箸位ずつ。
あとお味噌汁代わりに
せんべい汁をたっぷり持ってくる。
おにぎりも美味しかったが
不覚にもせんべい汁の味に感動してしまった。
これはかなり美味しい。
結局せんべいをたっぷり入れて
2杯おかわりしてしまった。
不意打ちで名産品を食べられたのが嬉しかった。


10時ちょっと前頃まで一通り部屋を片付け荷物を纏める。
片付けるのは作法の様に思われるかも知れないが
単純に忘れ物防止に良いのである。
せんべい汁美味しかったですと
部屋のメモに残しておく。
意味は無い。
チェックアウトする。


八戸から大宮までのチケットを買おうとするも
どうやら行きの時に帰りの分のお金を払っていたらしい。
私もとぼけているなぁ…とか思う。


お弁当にカツサンドを買い
八戸から大宮までの新幹線に乗る。
今度はただの指定席だった。
でも窓際だったので嬉しかった。
隣に綺麗なお姉さんが座ってしまい
落ち着かなかったが、カツサンドを食べ
ぼんやりと車窓を眺めていたらどうでも良くなった。
日々はまるで旅の様…か…。
途中、PEN君で車窓の動画を取る。
ちょっとお姉さん達は引いていた。


大宮に帰ってきたら急に安心した気分が出てきた。
しかもこの日は猛暑日でやたらと蒸し暑かった。
電車を乗り継ぎ地元の慣れた駅に着く度に
溜息が出た。
お腹が凄く空いていたので
立ち食い蕎麦屋で天玉うどんを食べる。
食べたらやっと帰って来れたんだと言う気分になった。
この出汁の味…うどんの味…。
埼玉のうどんだ…。


地元の駅到着。
炎天下の中とぼとぼと自転車置き場まで歩く。
行きと同じしっかりした足取りで歩く帰り道。
心は満たされていた。
ちょっとは自信付いたかな…。
そんな事を思いながら
疲れた足で自転車を漕ぎ
私は家へと帰るのであった。


おしまい。


オマケ

帰りの車窓…。
確か仙台辺りの景色である。



全部読んだ方にお疲れ様とありがとう♪(w
コメント
この記事へのコメント
ねぶた、お盆が終われば青森駅は朝夕の通学、通勤以外は閑散としてます(^o^;井戸端でた焼き鳥はたん(舌)ハツ(心臓)砂肝、正肉、皮、かしら(頭)かと…。美味しかったでしょ(^^)v。会えなかったのは残念でしたが楽しんでもらえて良かったです(^^ゞ。
12月には青森に新幹線も来るので、ご家族で来てね!
2010/08/18(Wed) 09:38 | URL  | えぐ #-[ 編集]
えぐさんの言うとおり
青森の街ってホント閑散としていて、えぐさんの言うとおりです。井戸端は私もよく行ってましたよ、美味しかったでしょう!
仙台の友人が青森に来た時なんですが「ねえ、今日なんかあんの?」って言って「なんで?」って言ったら「人、どこのいるの?」だって・・・青森はそんな街なんですよ。
時雨空さんの旅日記、いい想い出になったようで嬉しいです。人生分の1時間半、時間を共有できました。ありがとうございます。
それと仙台辺りの動画、涙でした。2分7秒時点で出てくるのは広瀬川かな、今だに仙台に未練残してる私です。青空と白いふわふわ雲、時雨空さんが来てくれたおかげで私の人生分の1時間半とっても充実したものになりました。
2010/08/18(Wed) 21:35 | URL  | 和伽 #-[ 編集]
みちにく一人旅!
楽しんだようですね!
いろんな面で、自信が持てるようになったのでは・・・
青森の友達にも会えて良かった!
うちのお地蔵さまもお供したのですね。
孫の一人旅の旅行記を読むように、微笑ましく楽しませてもらったわ。
違うのは、本は持って行かないだろうし、ビールが飲めない事かな―
2010/08/18(Wed) 23:18 | URL  | Bako #1jhbtX.k[ 編集]
招き猫
招き猫の持つ1杯;400円のプラカードにつられて、私もぎゅっと1杯やってみたい・・。
2010/08/18(Wed) 23:49 | URL  | なりひら #SIg7oyDA[ 編集]
コメ返し♪
えぐさん:
いや…うちの地元も実は人の事を言えない感じなんですけど
普段はもっと静かな街なんだなぁ~って思いました。
砂肝とか皮とかは判ったんですけど
とにかくお腹が空いていたので
次々食べてたらどれがどれだか判んなくなっちゃって(汗
でもすっごい美味しかったです(w
うん…ちょっぴり会えればまた楽しかったでしょうけど
ねぶたの空気を間近に感じられて
私としては満足しています(w
そうらしいですね…青森も東京と直通になるのかぁ~(w
ちょっぴり身近になりますね(w

和伽さん:
八戸は特に駅前から出ちゃうと何も無くて
ちょっと焦りました(汗
コーヒーショップがあったから良かったんですけどね(w
井戸端の焼き鳥は美味しかったです。また行きたいですね(w
いやいや…こちらこそ、良いねぶた観賞ポイントを
教えて貰っちゃってありがとうございます(w
助かりました(w
最後の動画はあまりに歌と風景が合っていたので
追加しました(w
エンディングっぽくて良いでそ?(w

Bakoさん:
はい♪この旅は自信をつける良い機会になりました。
やっぱり動く事は大事だなぁ~とか
他にも色々、自分の中で納得した事が色々あって
たまには旅も良いもんだと思いました(w
そうそう…汗拭きにも丁度良かったので
持って行きました(w
はじめてのおつかい的に楽しんで貰えたら幸いです(w

なりひらさん:
ねぶたの熱気で喉渇いた状態での
大ジョッキのビールは格別でしたよ(w
食事処もあちこちあって、目移りしていた私です(汗
決断力って大事(w
2010/08/19(Thu) 00:03 | URL  | 時雨空 #x12mMIeU[ 編集]
完読致しましたぁ
長文拝読しました
文章から一人旅のワクワク・ハラハラ感が伝わってきて
面白く読ませて戴きましたョ
ねぶたも豪華でしたね
時雨空さんを突き動かしたのもよく解ったような気がしました
でも突然の思いつきで上出来の旅ができましたね
おみごとでした
こちらまで楽しくなってきました
2010/08/19(Thu) 04:50 | URL  | まっとし #G3xv5MFg[ 編集]
こんばんはー☆

わたしねぶた祭り行ったことないので、楽しく拝見しましたvv
本当に豪華なお祭りですね!

素敵レポありがとうございましたぁ!
2010/08/19(Thu) 22:45 | URL  | ゆさ #-[ 編集]
コメ返し♪
まっとしさん:
良い感じに世間知らずなもんで
つまんない事でもあれこれ驚いたり楽しくなったりしていました(w
写真や動画だとねぶたしか写っていないんですけど
動かしている人の連携とかも見ていて面白くて
流石勇壮なお祭りって言われてるだけあるなぁ~って。
あとお囃子もかっこよくて(w
語りだすとキリがありません(w
今回は本当に良い旅になりました♪

ゆささん:
こんばんは♪(w
うん…豪華だし人の結束力を凄く感じました。
良いお祭りでしたよ(w
いえいえ…こちらこそ
読んでくれてありがとうございます(w
2010/08/19(Thu) 23:26 | URL  | 時雨空 #x12mMIeU[ 編集]
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